御挨拶 名誉会長 | 岐阜薬科大学同窓会

会報九重(ここのえ)

御挨拶 名誉会長

岐阜薬科大学長 稲垣 隆司

inagaki

   岐阜薬科大学同窓会会員の皆様方には、益々ご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。

また、日頃から研究教育基金をはじめ本学発展のために多大なるご支援、ご指導をいただいておりますこと厚く御礼申し上げますとともに、各支部の皆様方におかれましては、支部長のもと、強い結束力と活動力により同窓会活動を活発に展開していただいておりますことに対し、心より感謝と敬意を表する次第であります。

本年4月に発生した熊本地震で被災されました皆様方には心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興を祈願しております。

さて、本学における現況や課題に対する現時点での取組状況等についてご報告させていただきます。

まず、本年度における新入生の状況でありますが、本年度は北は北海道から南は沖縄までの35都道府県から学部生109名(薬学科93名、薬科学科16名)を、また大学院博士前期課程(修士課程)49名、大学院博士後期課程7名、博士課程8名の学生を迎え、教職員一同、新たな気持ちで、教育・研究に励んでおります。

また、本年3月に実施されました第101回の薬剤師国家試験におきましては、本学学生の合格率は既卒・新卒の学生を合わせた全体で83.96%(全国平均76.85%)、うち新卒学生の合格率は91.14%(全国平均86.24%)と全国平均を大きく上回ることができました。これもひとえに同窓会の皆様方のご指導・ご支援の賜物であると心より厚く御礼申し上げます。ただ、新卒者7名、既卒者10名が国家試験を合格できなかったことを教職員一同重く受け止め、次回国家試験においては必ず合格できるよう支援してまいる所存であります。皆様方におかれましては引き続きご支援・ご指導よろしくお願いします。

一方、平成29年度までに薬科学科に入学した学生に認められている薬剤師国家試験の受験資格の特例措置(薬科学科4年卒業後、修士課程を修了し、その後さらに一定の科目等の履修を行えば国家試験を受験する資格が認められる措置)が、平成30年度入学の学生からは廃止されることとなっております。このため、本学におきましては全国の国公立の薬学系大学(17大学)に先駆け、平成29年度入学生から薬科学科(定員40名)を廃止して、すべて薬剤師の国家試験を受験することができる薬学科(定員80名を120名に増員)に統一しました。そして、統一に当たり本学の教育方針である「優れた薬剤師として求められる資質を有する医療従事者、研究者及び技術者を育成する」ことを実現するため、医療分野や行政分野で活躍する人材を育成する「医療薬学コース」と、製薬企業などで研究・開発、生産・技術、学術、営業等の分野で活躍する人材を育成する「創薬育薬コース」の2つのコースを設置しました。さらに、研究を一層充実するため、従前は4回生から研究室配属としておりましたが、これを機会に3回生後期から配属することとしました。

また、本部キャンパスと三田洞キャンパスに分校化していることにより生じている様々な課題を一刻も早く解決するため、本年度は両キャンパスの統合に向けた基礎調査費を確保する等、早期の統合に向け、設置主体である岐阜市と調整を図っております。

今後とも、ますます進展する高齢化社会や、環境・技術がキーワードとなる高度文明社会において、高度な研究に裏付けられた教育のできる大学として、また伝統的に培ってきた創薬に関する教育・研究の成果を世界に発信できる大学として、さらに次世代を切り拓く強い大学に向け、計画的に発展し続けるため昨年度末に「岐阜薬科大学中長期計画2025」を策定しました。現在、この計画を着実に実現するため教職員一丸となって取り組んでおります。

同窓会の皆様方には、本学発展のため、引き続き一層のご支援、ご指導を賜りますよう心からお願い申し上げます。

末筆ながら会員の皆様方の一層のご健勝、ご多幸をご祈念申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。

九重81号より

岐阜薬科大学

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