講座・研究室短信 | 岐阜薬科大学同窓会

会報九重(ここのえ)

講座・研究室短信

〈薬物送達学大講座・製剤学研究室〉
 本年五月に熊本大学より、小野寺理沙子博士を助教として迎え、現在は、竹内洋文(教授)、田原耕平(講師)の 3 名の教員体制となりました。また、本年度より吉安有見子さん(嘱託)も研究室の一員として加わり、研究室、学会運営の事務処理体制は万全となりました。竹内は昨年度に引き続き学生部長兼任ということもあり、本年度も全員、さらに多忙な毎日を送っています。研究室メンバーは、社会人を含む博士課程学生 8 名、および修士課程大学院生 8 名、学部学生 14 名の構成となっています。研究室では、全員が「人に優しい製剤設計」を目標として研究に励んでおり、その成果を薬剤学会、粉体工学会等の各種学会で発表しています。また、竹内も7月には CRS 学会で招待講演を行ってきました。

〈創薬化学大講座 薬化学研究室〉
 本年3月に博士1名 (辻美恵子)、 修士2名 (坂井良輔、 鶴江範彦)、 6回生 (重面雄紀) 及び4回生 (藪内由貴) が巣立ちました。 一方、 3名が引き続き本学博士前期過程に進学し、 新たに4回生8名が加わりました。 現在、 教職員 (永澤、 奥田、 平山、 因幡)、 院生10名 (D3:3 名 (うち社会人1名)、 D2:1 名、 M2:3 名、 M1:3 名)、 学部生15名 (6回生:2 名、 5回生:5 名、 4回生:8 名) の総勢29名が研究室に集い、 日夜、 実験研究に励んでおります。 今年度も世界に向けて積極的に研究成果を発信していく所存ですので、 同窓会の皆様には、 変わらぬご支援、 ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 
〈創薬化学大講座 薬品化学研究室〉
 薬学科2名、 薬科学科4名の新たな4回生を加え、 5回生2名、 6回生3名、 大学院生 (修士課程6名、 博士課程3名)、 客員共同研究員の新川美紀博士、 矢部雄貴博士、 研究生の山田強学士に職員4名を加えて総勢27名で研究活動を展開しています。 矢部雄貴博士は5月末から、 米国スクリップス研究所 Baran 教授の下、 博士研究員としての活動も開始しました。 最近当研究室では 「水を媒体とした酸化・還元反応の開発」 と称して、 「水」 を還元剤とした反応や、 「水 (重水)」 から 「水素 (重水素)」 を触媒的に製造する方法、 水素を常温で 「燃焼 (酸化)」 させてその過程で生成する活性酸素種を利用した酸化反応を行うなど、 次世代エネルギーや環境を意識した研究展開にも挑戦しています。 また、 この1年間に当研究室が発表した論文の内3報が、 二次情報論文誌 Synfacts でハイライトされるなど着実な成果を挙げています。
(http://www.gifu-pu.ac.jp/lab/yakuhin/index.html)

〈創薬化学大講座 合成薬品製造学研究室〉
 本年4月1日末付けで、 三浦剛准教授が東京薬科大学・薬化学教室の教授として転出されました。 現在のスタッフは、 伊藤彰近教授、 多田教浩講師 (4月1日付け昇任)、 山田裕子嘱託職員の3名で、 研究室内を遣り繰りしております。 学生は、 この3月に9名が国内外に巣立ちましたが、 現在でも大学院生7名 (博士課程1名、 修士課程6名) と6回生2名、 5回生5名、 4回生8名の計22名 (男子13名、 女子9名) という大所帯となっております。 研究内容は、 光と空気を使った酸化反応を主とする新規反応の開発で、 「ヒトと環境に優しい化学プロセス」 の確立を目指して、 日夜研究やセミナー等に励んでおります。 勿論、 五月祭や学祭でのスポーツ大会やその後の懇親会などでも、 研究室の先輩方の伝統を引き継いで頑張っています。 これらの様子は研究室のオリジナルホームページに随時アップしておりますので、 是非ご覧下さい。 今後とも同窓会の皆様方の変わらぬご支援、 ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

〈生体機能解析学大講座 分子生物学研究室〉
 村脇恵理 (嘱託職員)、 宗宮仁美 (助教)、 福光秀文 (准教授)、 古川昭栄 (教授) は引き続き在職している。 大学院は、 薬学研究科薬科学専攻修士課程に5名 (M2が1名、 M1が4名) が、 学部は、 薬学科に6回生6名、 5回生4名、 4回生6名、 薬科学科に4回生3名の計19名が在籍している。 岐阜大学大学院医学系研究科口腔病態学分野の杉山 健氏が特別研究生として研究活動を行っている。

〈生体機能解析学大講座 薬効解析学研究室〉
 職員4名 (教授:原英彰、 准教授:嶋澤雅光、 助教:鶴間一寛、 嘱託:岩田由子)、 大学院生11名 (博士課程4名、 修士課程7名)、 5・6回生8、 4回生9名、 企業研究生1名、 特別研究学生 (岐阜大学医学部大学院生) 1名、 客員共同研究員2名の総勢36名からなります。 1. 中枢神経系の病態解明及び治療薬の研究開発、 2. 網膜疾患の病態解明と治療薬の開発、 3. 健康食品の薬効薬理作用に関する研究、 をテーマに掲げ、 自主性を育み、 個々の力を伸ばす教育に尽力するとともに、 QOL 向上につながる薬剤の開発及び産学官連携を旗印に、 全員で研究に論文執筆に国内外発表にと日々励んでおります。 随時更新中の当研究室ホームページ (http://www.gifu-pu.ac.jp/lab/seitaikinou/index.html) もご覧下さい。

〈薬物送達学大講座 薬品物理化学研究室〉
 現在の研究室のメンバーは、 近藤伸一 (教授)、 笹井泰志 (准教授)、 澤間由香 (助教)、 吉田ひふ美 (嘱託) の職員4名に加え、 大学院生2名、 6回生6名、 5回生6名、 4回生8名 (薬学科6名) の総勢26名であります。 当研究室では、 プラズマ化学の医薬学的応用を目指し、 メカノケミカル反応による高分子医薬の開発や、 低温プラズマを利用した高分子基材への生体分子固定化法の確立および生体適合性材料の開発など実用化を視野に入れた研究を展開しており、 教室員一同、 本部学舎にて研究・勉学に励んでおります。 今後とも皆様方のご支援・ご鞭撻を賜りますよう、 お願い申し上げます。

〈機能分子学大講座 生薬学研究室〉
 8月1日付けで飯沼宗和先生の後任に大山雅義准教授が昇格することになりました。 現在の研究室の構成は、 伊藤哲朗助教、 大学院生6名 (M2 3名、 M1 3名)、 学部学生 16名 (6回生 4名、 5回生 6名、 4回生 6名) の総勢24名です。 本研究室の伝統であるミカン科植物やフラボノイドに関する研究を踏襲しつつも、 尚一層多様な植物資源に目を向け、 天然物創薬ライブラリーの構築を進めています。 また、 NMR メタボロミクスなどを用いた多成分分析も新しい研究テーマとして始めました。 これから新しいスタッフを加えて、 益々研究室の発展と後進の指導に尽力してまいりますので、 今後とも同窓会の皆様方には一層のご支援とご鞭撻をお願い申し上げます。

〈機能分子学大講座 薬理学研究室〉
 本研究室は、 稲垣直樹教授、 田中宏幸准教授、 山下弘高助教、 小野成美嘱託職員の4名と、 修士2年次2名、 修士1年次3名、 薬学科6年次1名、 5年次2名、 4年次2名、 薬科学科4年次4名、 岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科博士課程1年次2名で構成されています。 昨年9月には、 山下助教が1年の留学を終え帰国しました。 本年8月には、 当研究室が主幹となり、 天然物研究方法論アカデミー第16回シンポジウムを岐阜で開催しました。 また研究面では、 アレルギー疾患の病態解明と、 治療薬の探索を研究課題として、 アレルギー病態モデルを用いた研究を行っています。 特に、 加水分解小麦のアレルギーに関する研究は高い評価を得ています。

〈機能分子学大講座 薬品分析化学研究室〉
 教授宇野文二、 准教授江坂幸宏、 助教中山辰史、 助教村上博哉、 嘱託事務職員1名、 大学院博士課程1名 (連合大学院)、 修士課程1名、 6回生7名、 5回生6名、 4回生7名によって本研究室を構成しています。
 本研究室では、 伝統的に基礎研究を重視し、 学生の主体性と独創力に基づき問題解決能力が涵養されるように務めています。 分析化学分野のハードの進展には目を見張るものがあります。 研究室では、 これらを機能的に使いながら機能性分子の開発、 生体電子移動メカニズムの解明、 損傷 DNA、 環境試料や生物試料の微量分析法の開発などに励んでいます。 同窓会の皆様方の一層のご支援、 ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

〈生命薬学大講座 衛生学研究室〉
 本研究室の職員スタッフは永瀬久光 (教授)、 中西剛 (准教授)、 羽賀新世 (助教)、 井戸章子 (助手) の4名で、 客員共同研究員が1名、 院生が6名 (博士課程3名、 修士課程5名)、 学部学生が6回生1名、 5回生4名、 4回生5名の総勢23名となっています。
 内分泌撹乱作用、 発生毒性、 免疫毒性を中心に、 環境化学物質の毒性メカニズムや安全性評価に関する研究を、 遺伝子改変モデル動物や分子生物学的手法を用いて行っています。 本年度もハイジア会 (研究室出身者の会) 主催の卒業論文発表会及び親睦会を平成26年1月25日(土) に開催する予定にしています。 正式に決りましたら、 改めてご案内致します。 今年度は薬学科1名、 薬科学科2名の卒論及び修士課程4名の修論発表を予定しておりますで、 是非ご出席いただきますようお願い申し上げます。

〈生命薬学大講座 生化学研究室〉
 原明教授が平成25年3月末日をもって定年退官されましたので、 4月からは衛生学研究室 永瀬久光教授の主任教授兼任のもと、 在任の教員2名 (松永、 遠藤)、 大学院生3名、 6回生5名、 5回生6名、 4回生6名の総勢23名でスタートしました。 現在は、 従来からの研究テーマである抗癌剤耐性化や動脈硬化、 炎症性疾患の発症機序研究や酸化還元酵素を標的とした創薬研究を進めておりますが、 10月から新主任として五十里彰教授が当研究室を担当され、 新たな研究が開始される予定です。 今後とも、 同窓会の皆様方のご指導、 ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

生命薬学大講座 感染制御学研究室 (旧微生物学研究室)〉
 平成25年3月に森裕志教授が定年退官なされました。 退官記念行事には同窓生の皆さんからたくさんのご協力をいただき、 また大勢お集まりいただきましてありがとうございました。 また、 森教授は日本薬学会第 133 年会において、 薬学会の運営・発展に対する多大な貢献を称えられ 「日本薬学会功労賞」 を受賞されました。 大学にとっても研究室にとっても大変名誉で喜ばしいことです。 4月より研究室名が微生物学から感染制御学へと変更になりました。 スタッフは准教授・杉山剛志、 助教・所俊志の2人となり、 新4回生6名を迎えて総勢24名で新年度をスタートいたしました。

〈医療薬剤学大講座 薬物動態学研究室(旧薬剤学研究室)〉
 本年3月に薬剤学研究室教授平野和行先生がご退官され、 5月には岐阜薬科大学名誉教授の称号を受けられました。 また、 6名の6回生が卒業し、 無事に全員が薬剤師国家試験に合格しました。 4月からは研究室名が 「薬物動態学」 に改称され、 新しく6名の4回生が配属となりました。 嘱託職員の安田美由紀さんは配置転換により転出され、 更に、 5月には井口和弘先生が実践薬学大講座の講師としてご栄転されました。 したがって、 研究室には教員1名、 6回生6名、 5回生6名、 修士1年2名および4回生6名が所属しています。 この様に昨年度末から新年度にかけて様々な事がありましたが、 旧薬剤学研究室と同様のご指導・ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

〈医療薬剤学大講座 臨床薬剤学研究室〉
 本研究室には、 職員4名 (教授:足立哲夫、 准教授:原 宏和、 助教:神谷哲朗、 嘱託:中村由紀)、 博士課程大学院生2名 (D2)、 修士課程大学院生2名 (M1)、 6回生6名、 5回生6名、 4回生8名が在籍し総勢28名になりました。 神谷助教はイリノイ大学 (アメリカ合衆国シカゴ) に留学中です (6月30日から1年間)。 研究室では病態の発症・進展メカニズムの解明や創薬への展開に関する研究を、 新規な観点から発展・拡大させることを目指しています。 人口密度がかなり高く、 良い面と不都合な面ありますが、 各々の学生が自分のやるべきことを理解し頑張っています。 今年3月に社会に出た学部卒業生はそれぞれの職場 (病院4名、 薬局1名、 医薬学系出版社1名) で頑張っている様子です。 同窓会員の皆様方の一層のご指導、 ご支援を賜りますようお願い申し上げます。 また、 お近くにお越しの折には是非お立ち寄り下さい。 当研究室のホームページ (http://www.gifu-pu.ac.jp/lab/rinyaku/index.htm) にもアクセス頂ければ幸いです。

〈医療薬剤学講座 薬物治療学研究室〉
 本研究室は平成23年4月に開講し、 スタッフは教授 保住 功、 講師 金子雅幸、 助教 位田雅俊、 嘱託事務員として二木由紀子、 特別研究学生として岐阜大学神経内科・老年科から山田 恵、 非常勤で客員共同研究員として岐阜大学神経内科・老年科の林 祐一、 学生は院生 (M2)1名、 6回生2名、 5回生6名、 4回生7名で構成いたしております。
 研究はゲノム・機能解析、 再生医療 (iPS 細胞)、 質的研究を基盤に、 未だに有効な治療薬のない筋萎縮性側索硬化症 (ALS) などの神経難病の薬物治療薬の開発を目指しております。 3年前から希少神経難病である特発性基底核石灰化症 (IBGC) すなわちファール病の厚生労働科学研究奨励分野における研究班を担当させて頂いております。
 研究室は発展途上ですが、 同窓会の皆様方には今後とも一層のご指導、 ご支援を賜りますようどうぞ宜しくお願い申し上げます。

〈実践薬学大講座〉
 実践社会薬学、 病院薬学、 医薬品情報学、 薬局薬学の4研究室から成る本大講座は、 教員12名と、 大学院生4名、 6回生5名、 5回生8名、 4回生7名で構成されています。 本大講座は今年度に教員の大幅な移動があり、 土屋教授が退官され、 その後任として寺町准教授が教授に就任しました。 また、 堀内准教授、 青木助教が転出され、 新たに井口講師と野口助教が加わりました。
 本大講座は、 研究面では各研究室がそれぞれに医療機関と連携した研究を行っており、 患者の利益に繋がる成果を目指しています。 これらを支えるため、 社会人の大学院生、 研究生が多数所属しているのも本大講座の特徴となっています。 教育面では、 本大講座は薬学科5回生の実務実習及び4回生の実務実習事前学習、 さらに6回生のアドバンスド教育など本学の臨床教育で中心的な役割を担っています。 実務実習では本学附属薬局において1期11週間の実習を年間に3期間、 計30名の学生を指導しています。 また、 岐阜大学病院、 岐阜市民病院にも教員が常駐し、 実務実習の指導を補佐しています。 今後も、 各研究室の教育・研究に尽力して参りますので、 同窓会の皆様方の一層のご指導とご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

〈専門教育大講座 薬草園研究室〉
 平成25年度は、 教員1名、 嘱託1名、 6回生1名、 5回生2名、 4回生1名。
 今年は、 山菜の時期の植物中毒がなかったので安心していましたが、 6月に石川県でイヌサフランの誤食による植物中毒があり、 あらためて薬用植物に関する正しい知識の普及が急務であると思い知らされています。 この春、 本研究室から薬剤師3名が巣立ちましたが、 当研究室で植物の鑑別を学んだ彼らに期待したいと思います。
 研究面では、 植物毒のプロファイルと生薬の形態に関するデータベース作成 (厚労科研) を引き続き実施しております。
 薬草園では今年もガイドボランティアに助けて頂きながら、 一般公開を実施していますので、 岐阜に来られた折りには、 おたずね頂ければ幸いです。

〈専門教育大講座 放射化学研究室〉
 本研究室は、 RI 施設のある三田洞学舎を中心にして、 教育、 研究活動を行っております。 薬品物理化学研究室の近藤伸一先生に教授を兼任していただき、 新学舎と三田洞学舎、 岐阜大学医学部の動物実験施設を行き来しながら、 「生活習慣と代謝活性化に関する研究」 というテーマのもと、 日夜研究活動に励んでいます。 今年度は新たに1名の4回生を迎えて研究室活動を進めております。 教育面でも放射線取扱主任者の受験希望者に対して勉強会を開くなど、 放射線に興味を持つ学生に対するサポートを展開しております。 今後も大学の発展のために尽力いたしますので、 同窓会の皆様方におかれましては御指導のほどよろしくお願いいたします。

専門教育大講座 薬用資源学研究室〉
 本年度から学部学生を引き受ける事になり、 3名の薬学科学生に配属が決まりました。 教官 (田中) 1人計4名の小世帯です。 研究室は教官が岐阜大学の連合大学院も兼務している関係上、 本部学舎の8階にあります。 研究室のスペースは広いとはいえず現メンバーですでに飽和状態になっています。 教官ひとりであるため十分な指導時間が取れないことが目下悩みの種ですが、 小世帯だからこそできる研究を学生たちと進めたいと考えています。

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