御挨拶 幹事長 | 岐阜薬科大学同窓会

会報九重(ここのえ)

御挨拶 幹事長

幹事長 土屋 照雄

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 同窓生の皆様には益々ご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。平素より、本学同窓会に対しまして格別のご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、同窓会役員会(5月9日)におきまして今年度の幹事長を仰せつかりました。本誌「九重74号」の紙上をお借りしてご挨拶を申し上げます。
私は大学19回(昭和46年)の卒業で、地元岐阜の医薬品卸勤務を振り出しに、県立岐阜病院、岐阜県庁薬務水道課、県立下呂温泉病院、そして保険薬局勤務を経て5年半前から本学でお世話になっております。私の本学における教育的役割は、これまでの病院、行政、薬局における経験を新しい薬学教育に生かし、問題発見・解決能力を備えた実践力のある薬剤師を育てることであると考えております。
平成18年度から新薬学教育が始まり4年目をむかえ、今年3月に旧薬学教育課程(厚生・製造薬学科)の学生が全て卒業し、新薬学教育課程(薬学科・薬科学科)の学生のみとなりました。「薬学科」では、今年度から4回生を対象に初めての実務実習事前学習、共用試験(CBT、OSCE)が実施され、来年度(5回生)から始まります長期実務実習に対応いたします。また、「薬科学科」では、4回生が卒業し、ほとんどの学生が、新しく認可されました大学院に進学し、薬学研究者を目指す予定となっております。このような意味合いから、今年度は新薬学教育の大きな節目であるといえます。
さらに、今年度は、岐阜市並びに同窓会の皆様のご理解、ご協力と絶大なご支援のおかげをもちまして新学舎が完成いたします。来年度からは、1、2、3回生は三田洞学舎で、4、5、6回生および大学院生は岐阜大学医学部に隣接した柳戸の新学舎で学び、研究することとなり、益々充実した薬学教育ができるものと期待いたしております。
しかし、一方では分校化に対する不安もあります。大学の物理的な分離が精神的な分離にならないよう努めなければなりません。クラブ活動の拠点は依然として三田洞に置くことになると思いますが、上級生・院生がそれらに触れる機会は殆どなくなります。また、これまでは、休み時間や放下後などは食堂や廊下で、学年に関係なく全学生の顔を見る機会がありましたが、そのような機会がなくなります。さらに、6年制コースと4年制コースの学生の卒業式に対する意識の違いなど、学生の本学に対する帰属意識の低下が懸念されます。このような新しい環境のもとで、長年にわたり培われてきた岐阜薬科大学の校風・伝統をいかに守り発展させていくかは大きな課題であります。
これまでも、岐阜薬科大学の名声や団結力は同窓生の皆様のご活躍と本学に対する暖かいご支援により支えられて参りました。各界でご活躍の先輩諸氏が本学卒業生に対する時、あるときは兄姉のように、またあるときは父母のように接していただき叱咤激励いただいていることが今日の岐阜薬科大学の大きな支えになっていると存じます。そこで、本学におきましても知恵を絞り様々な角度から、この伝統を守るべく努力いたす所存でありますので、同窓会員の皆様におかれましても、宇野 進会長のもと、本学同窓生の絆を一層強くするため、支部活動をはじめ本学との連携等益々強めていただきますようお願い申し上げます。そのために、本年度の役員(副幹事長:臼井茂之、庶務幹事:伊藤哲郎、会計幹事:福光秀文・門口泰也)一同、微力ながら尽くさせていただく所存でございます。皆様方のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
末筆ながら、同窓会員の皆様の益々のご活躍とご発展をお祈り申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

九重74号より

岐阜薬科大学

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